「健康な赤ちゃんを産むためには葉酸の摂取がマスト」これはテレビや雑誌などのメディアだけでなく多くの妊活・妊娠女性が産婦人科医からも言われることですから、いまでは常識ですよね。

厚生労働省によると妊娠中の女性は毎日400㎍の葉酸をサプリから摂取することが推奨されています。

でも妊娠中だけでなく妊娠前から葉酸サプリを飲み始めることがもっとも重要という説もあり、一体いつから飲み始めるのが正解なのかわからないという人もいるのではないでしょうか

葉酸サプリはいつから始めるべき?

結論としては、妊娠する1か月半前から葉酸サプリを摂り始めるのがベストです。

妊娠の予定のない女性が必要とする葉酸の所要量は1日およそ240㎍で、これは平均的な日本人の食生活において十分摂取できる量だとされています。

この時期の葉酸の役割は主に新陳代謝を促進し、造血を促すことで、悪性貧血の予防にもなります。
ただし妊活中の女性の葉酸所要量は400㎍と一気に増えますから、食事からのみの摂取は大変難しくなります。
実際に妊娠する1か月半前からの葉酸摂取が必要となると、妊娠を考え始めると同時に葉酸サプリを摂り始めなくてはならないということになるでしょう。

葉酸サプリを妊娠前から飲み始めるべき理由

これほどまでに妊活・妊娠中の女性の葉酸サプリの摂取がうるさく言われるのには、大きな理由があります。

そのひとつに胎児の二分脊椎症や神経管閉塞などの奇形を、妊娠前からの葉酸サプリの摂取でおよそ50~70%もの割合で防ぐことができるということがあります。

これらの奇形は受胎後およそ28日で現れるとされ、通常お母さんが妊娠に気づくころにはすでに発生してしまっているといわれています。

妊娠の1か月半前から葉酸を摂取した方が良いとされるのはこのためで、未然に高い確率で重篤な障がいを防ぐことができるからなのです。

また妊娠前から飲み始めることで子宮内膜や血液の状態が整えられ、受精した卵が着床しやすくなることも、妊娠前から葉酸サプリを飲み始めることで得られる大きなメリットです。

とくに30代以降の妊娠など、高齢妊娠に差し掛かるにつれ胎児の異常や着床のしにくさなども目に見えて増えてきますから、葉酸サプリの摂取でできるだけ健康な妊娠ができる環境を整えてあげることが肝心でしょう。

葉酸サプリは妊娠に気づいてから飲み始めても大丈夫?

そうは言っても、妊娠前から葉酸サプリを飲み始めた方が良いなんて初めて知った、予想外の妊娠で、飲み始めるのが遅れてしまった、という女性もいることでしょう。

もちろんベストは妊娠前からの摂取ですが、妊娠初期も当然葉酸は摂取すべきですから、妊娠が判明した時点からでも積極的に摂っていきましょう。

妊娠後の葉酸は赤ちゃんの細胞分裂の促進や遺伝子の正常な伝達、造血作用など健康な胎児の成長に欠かせない、非常に大切な働きをしてくれます。
妊娠前から飲み始めるタイミングを残念ながら逃してしまったという人も、今後は欠かさず飲む習慣をつけましょう。

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